皆さんは金剛杖を持って歩きますか?
金剛杖はお大師様の代わりと言われていますよね!
私は最初の歩き遍路の時には金剛杖の他にトレッキングポールを1本だけ持っていきました。
山道で使おうと思っていたのですが、これが平地でも両手で杖を使うとすごく歩きやすいことに気が付き、以降はずっと手放せなくなりました。
同行二人ならぬ同行三人です笑
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2周の歩き遍路で私が習得した両手杖の極意(ドラクエみたいだな笑)を紹介しようと思います。

■つんのめり突き
マラソンの高橋尚子さんが言っていました。
走るときに前に転びそうにつんのめる感じを利用して上半身を前に出すと良いそうです。
(おっとっと、と)
金剛杖も突く時にわざと足元近くに突いてつんのめりそうになると体が前に出ます。
コツとリズムがつかめるとゾーンに入った感じになり飛ぶような感じで歩けますよー!

■推進力アップ
午後になって疲れてきたりバテた時には思い切り腕の力を使い、2本の杖で地面を後ろに蹴ります。
うーん言葉で説明するのが難しいな笑
4本足で走る馬になったイメージです!
ただしやりすぎると腕が筋肉痛になります笑
なお、ダラダラした上り坂の時は「ブリザード突き(笑)」です。
ユーミンの歌で「ブーリーザーーードブリザード」というイメージで両方を同時に後ろに突くのです。
出来れば歌いながらがいいと思います!

■下り
下りはひざに来ますよね!
特に私はひざを徹底的に守ります笑
山道の下りでは衝撃の大半をなるべく杖に吸収させるようにします。(先に杖を着地させるということ)
そのため下りは特に遅いです笑
ちなみに境内の階段などで手すりがあるときは手すりを持ちながら下りますね!

■階段の上り
階段の上りでは杖を垂直に突いて上方向の力を得ます。

このように私はお大師様にも目いっぱい働いてもらっています笑

そうだ!橋を渡るときには杖を突いてはいけないというルールがありますよね。
でも私は2周目の宇佐大橋を杖を持って歩いていた時にハタと気が付きました。
下はガッツリ海だしお大師様いるはずがない!!と笑
それ以来マイルールとして「橋を渡るときは下にお大師様がいる場合のみ杖をついてはいけない」に変更しました笑
指さし確認ね!お大師様ヨーシ!

トレッキングポールは消耗品
2度目のお遍路を歩き終わった時にはトレッキングポールの金属の部分が10センチぐらい削れていてびっくり。完全に消耗品ですね!
あとトレッキングポール購入時の注意ですが、持ち手の取り付け部分の構造を見ましょう。
私のものですがこれはダメな例。片方は取れてしまたしもう片方も金具がすでに錆びています。
しかも紐も通らない構造で修理できない・・・
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すり減って使えなくなったトレッキングポールはビニールテープで連結して物干しざおに!
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以上、金剛杖ってこんなに頼りになるんだぞーお大師様にもっと働いてもらおうぜという記事でした。
お遍路出発まであと15日

ではではー。


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